マンションの大規模修繕工事で床の修繕は欠かせない工事のひとつです。場所はバルコニーや階段、廊下などが挙げられます。これらの場所は全て外で雨風にさらされているため外部環境の影響を受けやすく、マンションの中でも特に劣化が激しい部分になります。メンテナンスを怠るとそのまま建物自体の寿命が縮んでいくことにもなりかねません。

今回はそんな床の修繕工事について、費用の相場などご紹介していきます。

床の修繕工事とは

マンション大規模修繕で床の修繕が必要になるのは主にバルコニーや階段、廊下などです。これらの場所は外にさらされていて雨風などの影響を受けやすいので、防水の工事を行うのが修繕のメインになります。

外にさらされている部分のメンテナンスを怠ると雨漏りに繋がる場合があります。雨漏りはよくイメージされる屋根や屋上部分からだけではなく、階段やバルコニー部分からも発生します。

雨漏りによってマンション内部に水が侵入すると、建材の劣化を早めたり鉄錆びになったりし、結果マンション自体の寿命縮めることにつながります。マンションを守るためにも、床の修繕工事はとても重要です。

 修繕工事の費用相場

床の修繕に必要な費用は、平米あたり5万円~10万円と言われています。バルコニーや階段、廊下などひとつひとつ防水をする平米数が違いますので、１箇所１箇所平米数をだしてからの算出となります。

またアスファルト防水やシート防水など、方法によっても価格が変わってきます。方法に関してはそのマンションの状況と依頼主のニーズをしっかりと考慮したものを業者に提案してもらうようにしましょう。

業者をしっかりと選定する

業者によっては見積もりの際、平米数の相場よりも安い金額で提示してきたり、逆に相場以上の金額を提示してきたりする場合があります。

提示金額が高いからと言って悪徳かというとそうではなく、金額は相場に対して極端でないかが大切になってきます。逆に安い見積もりでも、そのマンションにあっていない防水工事をされてしまっては意味がないので注意しなくてはいけません。

業者選びは慎重に行い、そのマンションに適した防水工事を行なってもらうようにしょう。

業者選びについてはこちらの記事も合わせてご覧ください。
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また、マンションの状態によっても修繕費用は大きく変わります。

点検のタイミングが遅すぎると思ったよりも劣化が進んでいて修繕費の額が膨れ上がる場合もあります。もしも心配な方は、点検や見積もりの相談などお気軽にお問い合わせください。