マンションを購入するには年収いくら必要?【大規模修繕】
マンションを購入というのは一般的に、マンションの一室を購入する(住居用)かマンションそのものを購入する(投資物件)か、この2つに分かれます。マンションを購入される目的は人それぞれ違うものです。
マンションを購入したい!と考えている方は、果たして自分にはどれくらいの金額のマンションを購入できるかというのは気になる点だと思います。マンションを購入するにあたり、一つの指標となるのが年収です。では、自分の年収で購入できるマンションの価格とはいったいどれくらいなのでしょうか?
今回は年収に対するマンション価格の相場感などを、住居用マンションと投資用マンションそれぞれご紹介していきます!
住居用マンション(マンションの一室)を購入する
住居用マンション購入に必要なお金
マンションの購入において、費用のことで頭に入れておかなければいけないことは大きく2つあります。
まずは購入時に必要なお金です。これは現金で用意しておく必要があります。具体的には購入物件の1割~2割程度の頭金、そして税金や業者への手数料がかかってきます。
次に考えておかなければならないのが、その後のローンです。購入後は、住宅ローンとして借り入れをした借入金とマンションを維持するための維持費が必要になります。ちなみに維持費というのはマンションの管理費と、約12年に一度行われる大規模修繕費用に当てられます。
年収におけるマンションの相場
住居用マンションの場合、購入金額の目安は自分の年収×5倍だと言われています。
例えば自分の年収が600万円だった場合、購入価格の目安はおおよそ3000万円~4000万円ということになります。
しかし、一概に年収いくらと言っても、各ご家庭のライフスタイルがそれぞれあると思います。何歳の子どもが何人いるか、親と同居しているかなど、自分の家庭の状況に合わせて判断していくようにしましょう。
投資用マンションを購入する
投資用マンション購入に必要なお金
投資用マンションですが、購入時に必要なお金は全体の金額の2~3割程度だと言われています。ですので、仮に1億円の物件を購入する場合は2,000万円~3,000万円は購入するその時までに用意しておく必要があります。
マンションそのものを購入されるといよいよオーナーになるわけですが、マンション購入後もしっかりと費用のことを考えておく必要があります。というのも、マンション購入後には大規模修繕というイベントが約10年~12年周期にきます。大規模修繕はマンションの劣化や破損を元に戻す工事で、物件にもよりますが1回で3,000万円前後の費用が必要となります。これを見越して入居者の方から、計画的に修繕積立金をいただいておく必要があります。
大規模修繕にかかる費用について、詳しくはこちらもご覧ください。
関連記事:マンションの大規模修繕、費用の相場は?
自分の年収におけるマンションの相場
投資用マンションにおけるマンションの購入金額の目安は自分の年収×10倍と言われております。この金額内に収まるマンションであれば銀行も融資をしてくれる可能性が高いでしょう。
マンションが急増する現代、投資物件と住まうための物件と、どちらが自分のメリットと一致するかなどしっかりと考えて購入するようにしましょう。