マンション大規模修繕費の目安と算出の方法
マンションの大規模修繕は大きな工事になります。徹底的に準備をして不安なく行いたいですよね。
大規模修繕工事に関する不安で一番多いとされるのが費用に関することです。お持ちのマンションを修繕するにはどれくらいの費用が必要なのか、事前に把握しておくことはとても大切です。
積立金が足りなくなった!という事態も防ぐためにも、まずは大規模修繕にかかる費用の目安とマンションに合わせた算出の方法を知っておきましょう。
マンション大規模修繕に必要な費用の相場は?
マンションの大規模修繕についてだいたいの費用を求められる計算があります。あくまでも目安になりますが、大規模修繕をイメージするときの材料になりますので覚えておいて損はないでしょう。
大規模修繕費の相場は「戸数×100万円」
費用は戸数によって変化します。目安として「戸数×100万円」で計算するのが一般的です。
マンションの状態や環境によっては 一戸80万円で済むところもあれば、一戸120万する事もあります。100万円というのはあくまでもひとつの目安なので、前後に幅を持たせて考えておきましょう。
マンションの大規模修繕工事の周期は?
では、マンションの大規模修繕工事はどれくらいの周期で行えばいいのでしょうか。
こちらにも目安があり、大規模修繕工事はおおよそ12年周期で行うのが一般的だと言われています。そのマンションの環境や材質によっても劣化の進行具合が変わるため、より正確な修繕時期を知りたければ業者による定期的な建物診断をおすすめします。
積立金もしっかりと準備しておく
ある程度費用と時期の目安が分かったら、積立金の確認もしておきましょう。
必要な積立金が不足していた場合、用意できる予算だけで大規模修繕を行う事にもなりかねません。そうなってしまうと本来修繕しなければいけない箇所が修繕できなかったり、工事が終わってもまたすぐに次の工事が必要になり、かえって多くの費用がかかってしまうことにもなりかねません。
大規模修繕の際は、必要な分の積立金がしっかりと用意されている状態にしておきましょう。
大規模修繕工事の積立金に関してはこちらの記事も合わせてご覧ください。
より正確な大規模修繕費を知るには?
積立金不足を防ぐには、より正確に費用を知る必要があります。しかし、大規模修繕の費用を先ほどのような目安ではなく、より正確にかつ簡単に算出することは専門知識がないと難しいでしょう。
大規模修繕の項目は細かく分かれており、足場代など工事にかかる諸経費も含めると要素や計算は複雑になります。より正確に費用を算出したいのであれば自己判断ではなく、専門の業者に依頼しましょう。
株式会社ACEではマンションの目視点検や診断を行っております。大規模修繕に関してプロ目線のより詳しい判断が必要なお客様は、ぜひお気軽にお問い合わせください!