大阪・京都・神戸・東京に拠点を置く一級建築士事務所

06-6914-2626 営業時間 9:00~18:00(平日)
お問い合わせ

社員ブログ

2019.09.27|ブログ

床上浸水とは?対策と被災時の対処法

この記事を書いた人

(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

近年ではゲリラ豪雨や台風などの影響で、全国各地で床下浸水床上浸水がおこっています。床下浸水であれば家の中の被害はまだ避けれますが、床上浸水ともなると家の中の被害は避けられないでしょう。

今回は床上浸水が起こった際の対処方法と、事前にできる対策についてご紹介いたします。

 

床上浸水とは

床上浸水とは、家屋の床の上まで水が入り込むことをいいます。一般的には0.5m以上になると床上浸水になる可能性が高いと言われています。

 

床上浸水による被害

床上浸水がおこると家のさまざまなところに被害がでます。

  • コンセントから水が入り込み電気系統が故障
  • 壁紙が剥がれやすくる
  • 床にカビができやすくなる

また浸水する水は綺麗な水ではなく泥水であるため、水がひいた後は大量の砂の処理なども余儀なくされるでしょう。

床上浸水は3mをこえると建物そのものの倒壊の危険が高まこともあります。大雨や台風が事前にわかっている、また床上浸水になりやすい環境下にあるところは避難をしておきましょう。

 

床上浸水への対策

床上浸水を防ぐための準備

玄関など水が侵入してくる可能性が高い場所に土嚢を積むことで、事前にできるだけ侵入を防ぐようにしましょう。土嚢を入手することが難しい場合はビニール袋に水を貯め、水が入った袋をダンボールにいれて水のうを作っておくのも有効的です。

 

床上浸水した後の対処法

浸水している箇所を確認して土嚢や水のうを積み、浸水をできるだけ軽減できるようにしましょう。

また、安全のために子供やお年寄りを2階以上の高いところに避難させましょう。水に塗れると困る物や貴重品、食料品もできるだけ2階に移動しておくことが大切です。

 

浸水が引いた後の対応

浸水が引いた後も二次災害とならないように対応が必要です。まずは家の中や家の周囲、また床下にある不要なものや泥を片付けていきましょう。

そして、建物にとって一番大切なのが換気です。家の中を扇風機などで乾燥させたり、床下もサーキュレーターなどで乾燥させたりと何より湿気をためないようにしましょう。湿気は建材を腐食させる危険性があり、建物の寿命を短くしてしまいます。

また湿気を好むシロアリなどが繁殖してしまったりと、湿気は二次災害を生む危険性が高いので、しっかりと乾燥させておくことが重要です。

マンション等の大規模修繕工事なら(株)ACEへどうぞ!

大阪・京都・神戸・東京を拠点に営業いたしております。
その他修繕工事や、設計・積算のご依頼などお気軽にご相談ください!