【大規模修繕】ベランダの荷物はどうしておくべき?
ベランダやバルコニーから外を眺めると開放感がありますよね。戸建であれは2階以上のベランダやバルコニーというのは珍しいので、ある意味マンション暮らしの特権とも言えます。この空間を自分好みにしたいという方もいるかもしれませんが、やりすぎてしまうと困るのが大規模修繕のときです。
大規模修繕では業者がベランダやバルコニーに降り立って工事をする場合も多いので、工事前に私物を撤去するようマンション側からアナウンスがあるでしょう。
ではベランダにものを置いていた場合、大規模修繕中はどうしておけばいいのでしょうか。
私物は撤去しておく
入居者によってベランダに何があるかはさまざまです。
例えば大規模修繕時に工事の妨げになりえるものとして、下記のようなものがあげられます。
- 観葉植物
- 物置
- 物干し
- 自転車
- BS、CSアンテナ
- ウッドデッキ
- 人工芝
- タイル
「撤去してください」と言われてすぐ処分できるものなら処分してしまえばそれで大丈夫ですが、もちろん必要なものもたくさんあると思います。その場合、修繕工事中は部屋のどこかに置くなどして対処する必要があります。
一般的にベランダの私物は工事期間中室内に保管しておき、工事が終わったらまた設置するという方が多いです。あまりにも物が多くて室内保管も難しいという方は、大規模修繕の期間中はトランクルームを借りるのも手段のひとつです。
アンテナも取り外しが必要
BS・CSなど衛星放送を視聴するためにアンテナを設置している入居者もいます。
ベランダのすぐ横に足場を組んで作業をしていく大規模修繕工事では、アンテナが邪魔になり作業の妨げになる可能性があります。よって普段であれば設置していても問題のないアンテナでも、大規模修繕時は取り外しておかなければいけません。
また、修繕工事が終わったら自分で付け直す作業も必要となります。
タイルなども要注意
最近ではタイルや人工芝などをベランダに敷いている方も少なくありません。比較的安価で手に入るようになった上に、ベランダを自分好みに変えられるアイテムとして人気です。
しかし大規模修繕工事の際は、これらタイルや人工芝も撤去の対象になります。
特に気にしなくてはいけないのが、撤去を業者に任せなくてはいけない場合です。業者に依頼する際の費用は入居者の自己負担となりますので注意しましょう。
大規模修繕工事はおおよそ10年~12年周期で行われます。
自分の住んでいるマンションでの大規模修繕はいつ行われるのか?
ベランダをアレンジする場合は、そういったことも考えておくようにしましょう。