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2019.04.22|ブログ

ベランダの私物を片付けるのはなぜ?【マンション大規模修繕】

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大規模修繕工事前になると、ほぼすべてのマンションでベランダの私物を撤去するよう入居者に告知がいくと思います。ベランダの私物はなぜ撤去する必要があるのでしょうか?

今回はベランダの私物を撤去する理由と、入居者に出来るだけ負担をかけない告知の方法をご紹介します。

 

ベランダの私物の片付けなければいけな理由は?

マンション大規模修繕工事の際は、ほとんどの場合工事前にベランダの私物を撤去してもらわなくてはいけません。

ベランダはマンションの共有部分(入居者全員の所有とされる部分)であり、大規模修繕工事の際は防水加工塗装の工事が行われます。これらを行う際に荷物があると工事の妨げになるため、事前に撤去するか養生する作業が必要になります。

養生をしても工事による汚染を完全に防げるとは限りませんので、大規模修繕の際は事前に入居者へベランダの私物撤去を呼びかけることになります。

 

入居者の負担が少なくなる告知の仕方は?

大規模修繕工事中にベランダを空にしなくてはいけないことは、事前に入居者に告知しておく必要があります。人によってベランダをどう利用しているかは違ってきますので、あまり物を置いていない方もいれば植木鉢をたくさん置いてガーデニングを楽しんでいるという方もいらっしゃるでしょう。

もしも告知がギリギリになってしまうと、撤去作業が入居者の大きな負担になってしまうかもしれません。では、入居者ができるだけ負担なく撤去作業を行うためには、告知はどうしたらよいのでしょうか?

 

最初の告知は1年前から行う

ベランダの私物撤去のお知らせは、大規模修繕工事の約1年前からしておきましょう。1年前は早すぎるのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、この時期から告知しておくことによって工事前に大きな私物を購入してベランダに置いてしまうのを防ぐことができます。

また、下記のような入居者がいる場合はこのあたりから気を付けて見ておきましょう。

  • 大量の植木鉢を置いている
  • 簡単には移動できないぐらいの大型家具を置いている
  • アンテナを設置している
  • 管理規約違反をしている

入居者だけで私物の移動が困難な場合は、業者の手伝いも視野に入れておきましょう。

 

複数回にわたって告知を行う

告知は一度だけではなく、複数回行いましょう。複数回行うことにより見落とされることが少なくなります。告知の方法は掲示板、説明会、各戸へのポスティングなど、さまざまな方法を取りましょう。

 

工事に向けて入居者とのコミュニケーションを徹底的に

ベランダの私物を撤去し工事をスムーズに行うには、入居者の協力が必要不可欠です。入居者が大規模修繕工事に協力的でいてくれるかどうかは、事前に入居者と十分なコミュニケーションを取れているかにかかっているといっても過言ではありません。

告知を徹底し、トラブルのない大規模修繕工事を目指しましょう。

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