UR住宅とは?公営住宅との違いやメリットについて
UR住宅という名前は聞いたことがある人も多いと思いますが、実際にどのような住宅かご存知でしょうか?安い物件、新婚がまず住み始める物件などさまざまなイメージがあると思います。
UR住宅にはそういった物件以外にもさまざまな方に適した物件があります。
今回はUR住宅についてご紹介していきます。
UR住宅と公営住宅の違い
まず、よく疑問にあがるUR住宅と公営住宅の違いについて紹介します。
UR住宅とは
UR賃貸住宅とは都市再生機構が運用する住宅のことを指します。公営住宅と違い、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートで建てられているのがほとんどです。そのため品質はUR住宅の方が良いことが多く、エレベーターやオートロック、防音性、遮音性などの機能に優れています。
また公営住宅と違い、保証人が不要というのもUR住宅の特徴です。
公営住宅とは
公営住宅は低所得者向けに都道府県や市町村などの地方公共団体が運営する住宅のことを指します。
公営住宅はさまざまな規則によって管理されていて、入居に関しても誰でも住めるわけではありません。しかし条件を満たして入居できると、家賃や初期費用が他の賃貸よりもかなり抑えられるように設定されています。
UR住宅のメリット
初期費用を大幅に抑えることができる
公営住宅との共通のメリットでもありますが、入居する際に初期費用に必要な礼金、仲介手数料などが不要になります。
民間の賃貸住宅を契約するときはおおよそ家賃の1ヶ月~3ヶ月分の礼金がかかり、業者を利用したなら仲介手数料が加えて必要になることが一般的です。UR住宅の場合はこれらの費用が不要なので、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
部屋が大きい
都心近郊を開発して建設をしてきたことで、敷地が広々としていて大きい部屋の物件が多いです。また、物件によっては公園や保育園、病院やスーパーなど生活に便利な設備が周辺にそろっていることもあります。
保証人なしでも物件を借りることができる
UR住宅物件は保証人なしでも部屋を借りることができます。その場合は保証会社をつけなければいけませんが、事情により保証人になってくれる人を見つけるのが難しい方にとってはメリットです。
保証人不要の他にも火災保険の加入義務がないなど、契約時の手間や費用を省くことが可能です。