自分で出来るDIY塗装!必要な道具や作業のコツは?【大規模修繕】
長年家に住んでいると、建物の外見に少し飽きてきたり、壁の塗装が少し剥げてきたりしてしまいます。そうなると塗装をすることになりますが、業者に依頼せず自分で塗装する方法はあるのでしょうか?また、どこまで自分でしてもいいものなのでしょうか?
今回は自分でできる塗装についてご紹介していきます。
塗装の必要性
住宅の壁や鉄部などには塗装がされていることがほとんどです。塗装には以下のような効果があります。
- サビの進行防止になる
- 防水効果がある
- 外観の雰囲気を変えることができる
塗装をしていないと建物の劣化スピードが早くなってしまったり、サビの進行が早くなってしまいます。また、塗装は一度したらそれで終わりではなく、長い年月が経つと徐々に剥がれて効果が薄れてしまいます。よって適切な時期に塗りなおす必要があります。
しかし塗装を業者に依頼する場合、費用は数十万以上必要になるケースがほとんどです。塗装の効果や相場観を考えれば決して高すぎる金額ではありませんが、もし日曜大工が得意であれば自分で塗装する方法はないか考える方もいるのではないでしょうか。?
ここからはプロじゃなくてもできるセルフ塗装の仕方をご紹介します。
自分でもできる塗装
自分で塗装を始める前に!
準備するもは少し多いですが、無理なく手の届く範囲であれば外壁でも鉄部分でも塗装は可能です。まずは下記のものを揃えておきましょう。
- 下塗り塗料
- 中、上塗り塗料
- 高圧洗浄機
- ブラシ
- バケツ
- サンドペーパー
- ビニールシート
- ハケ、ローラー
塗装をする範囲や塗る部分によってプラスで必要なものもありますが、少なくともこれらの道具はほぼ必ず使うことになるので揃えておきましょう。
準備ができたらいよいよ塗装
塗装は壁にペンキを塗れば終わりいうような単純なものではありません。次は下記の項目に十分気をつけましょう。
- 塗装前に汚れを入念に落とす
- 周りをしっかりと養生をしておく
- 乾燥時間を守る
- 安いという理由で材料を選んではいけない
塗装前に汚れを取っていなければ、塗料と壁材との密着力が低くなります。次に塗料が窓など他の部分につかないように養生はしっかりとしておきましょう。乾燥する時間は塗料によって違うので、しっかりと使用上の注意をよく読んで使うようにしてください。
自分で塗装する時の注意点
塗装を自分ですることで気軽に見た目を変えることができたり、建材を守ることが可能です。ですが、しっかりと塗装がしっかりできていなかったり、塗料と壁材が合っていなかったりすると効果が薄れてしまうことがあります。
自分でやっているからと言って油断は禁物です。必ず建物の定期診断や大規模修繕時にはチェックしてもらい、必要であればプロに塗装をしてもらうようにしましょう。