畳は一度設置したら永遠に使い続けられるわけではなく、タイミングが来たら張替えが必要です。では、どのくらいの時期で張替えれば良いのでしょうか？また、張替える際に費用はどのくらい必要なのでしょうか？

今回は畳のあれこれについてご紹介します。

畳について

最近のマンションではフローリングの床が多くなりましたが、それでも和室の人気は根強いです。洋室に上手く調和させた和室を一部屋だけ作り、客間やくつろぎのスペースとして利用している方もよく見かけます。

そんな和室に欠かせないのが畳です。畳は部屋の湿度の調整してくれたり、リラックス効果があったりと好まれる方も多いです。

畳の効果

畳の素材にはい草が使用されており、鎮痛作用や心身のリラックス効果があります。

また、畳は部屋の湿気を吸放出する機能を持っており、季節に合わせて部屋の湿度を調節し快適な環境を保ってくれるとても優秀な床材です。畳のある部屋は湿度が約40%に保たれると言われているため、湿度40%以下で活発になるインフルエンザウイルス対策にも効果的です。

畳の寿命

畳の寿命は中国産か国産かや編み方などによっても少し違いますが、一般的に10年ほど持つとされています。これは5年ほどしたら畳を裏返して使うことを想定しての計算です。

畳をひっくり返す目安は5年とされていますが、日焼けによる変色がいちじるしい場合や汚れがついてしまったときなどは早めにひっくり返すことをオススメします。

畳の張替え相場

新畳の相場は一畳約5,000円～15,000円程度です。もし一般的な6畳の部屋の場合は約30,000円～90,000円ということになります。

上記の価格に古い畳の取り外し費用や新畳の張替え費用が加わって畳の張替え費用になり、全体の相場は約10,000円～30,000円ほどになります。

改修工事で和室を取り入れる

マンションに空室がある場合、大規模修繕工事の際にその部屋の改修工事を行なってみるのも資産価値を向上させる手段のひとつです。全てフローリングが敷かれている部屋も需要がありますが、和室が一部屋入っている間取りも人気があります。

和室が一部屋あるだけでとても落ち着くという声も多く、和室は未だに強い人気があります。特に高齢者が多い地域になると、その人気はさらに上がるでしょう。

改修工事は大規模修繕工事時に同時に行うことで工賃を抑えることができます。大規模修繕工事や改修工事、リフォームについてご質問やお悩みのある方はぜひお気軽にご相談ください。