マンションで多いトラブルのひとつに騒音問題があります。隣や上の入居者の生活音が気になったり、夜に騒いでいて迷惑だなと感じたことはありませんか？

マンションで起こった騒音問題を解決したい……そんなときはどのように対処したらよいのでしょうか？

今回は近隣の騒音問題の対処方法についてご紹介します。

そもそもの騒音問題の原因

近隣の騒音問題にはさまざまな原因があります。

• 音楽やTVなどの音量
• 楽器の演奏
• 会話の大きさ
• ホームパーティー
• 生活音

近隣から聞こえてくる音はさまざまです。一般的には「音が大きすぎる」「時間帯が非常識だ」と感じたら不快に思う方が多いようです。

生活リズムは人ぞれぞれのため、どの時間なら音が気にならないかというのはひとりひとりバラバラです。よって本人が近隣に気を遣っている、または問題ないと思っていても騒音と捉えられることも少なくありません。

騒音問題の対処方法

直接話す

いち早く対処したいなら直接言いに行くのが一番です。本人に音が気になる事実を伝えることで迷惑になっていることに気づいてもらうことができ、音に関して配慮してもらえるかもしれません。

しかし「近隣がどのような人かわからない」「逆ギレが怖い」「気を遣ってしまい言いにくい」などの理由から、直接話をするのは少しハードル高いと感じる人も多いようです。

管理会社に連絡する

マンションや団地の場合は管理会社や管理人に相談することで、仲介に入って事実を伝えてもらう方法があります。直接連絡してもらったり、張り紙をしてもらったりすることで問題を解決することができることがあります。

普段からご近所付き合いを大事にする

住宅街やマンションで騒音問題に苦しんでいる場合、それを感じているのはあなただけではないかもしれません。同じように悩んでいる人がいるのであれば一緒に対処法を考えるのもいいでしょう。

また、日頃からマンションの入居者と良好な関係を築けていたら、トラブルの際に直接話し合うハードルも低くなります。お互い快適に暮らすためにもコミュニケーションは大切です。

騒音トラブルを回避するには

騒音トラブルを回避するためにはマンション選びの段階からいくつかのポイントを押さえておくといいでしょう。

閑静な住宅街を選ぶ

昼や夜に静かなのかどうかは、住む地域によって大きく変わります。治安が悪いと言われている地域であれば夜にうるさいこともあるかもしれません。引っ越しをする前に実際そこに住んでいる人から話を聞き、住まいを決めるのもひとつの手です。

敷金礼金はあった方がいい

住む地域に加え、入居時に敷金礼金が必要なマンションに住んだ方がこういったトラブルに巻き込まれにくいことがあります。

初期費用がかかるマンションは敷金礼金0円よりも入居のハードルが高くなることから、入居者の質も良くなる傾向にあります。絶対というわけではありませんが、少しでもトラブルを回避したいならお金をかけるのも検討してみましょう。