マンションで最も多いトラブル「騒音」を予防するための注意点
マンションで暮らしていると、集合住宅ならではのトラブルが発生することがあります。水漏れやゴミ出しなどもありますが、最も多いのが騒音に関するトラブルです。
トラブルのもととなる騒音とは一体どのようなものなのでしょうか?また、騒音トラブルが少ないマンションを選ぶにはどうしたら良いのでしょうか?
マンションのトラブルとなる「騒音」とは
最も多いのは生活音によるトラブル
マンションで生活している中で騒音とされる音にはこのようなものがあります。
- 掃除や洗濯などの生活音
- 車や電車の音
- 子どもの騒ぎ声
- 楽器の演奏
騒音というと車や電車による大きな音をイメージするかもしれませんが、トラブルとなる半分以上は生活音に原因があります。
生活騒音を出さないようにする工夫
生活しているう上で音を全く出さないというのは難しいことです。しかし、生活音が騒音にならないように工夫することは出来ます。
- 洗濯機を水平に置く
- 掃除や洗濯を早朝深夜に行わない
- コードが床に当たる音に注意する
- 楽器の演奏中は窓や扉を閉める
- ヘッドホンやイヤホンを使う
- テレビやステレオは壁に近づけておかない
- 防音マットやカーペットを敷く
このような工夫をすることで、自分にとってもご近所さんにとっても気持ちよく暮らせるようになります。
入居前に騒音トラブルを回避するには?
RC造やSRC造の物件を選ぶ
防音性の高い物件を選ぶことで、入居前から騒音トラブルを回避することに繋がります。鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の物件は、木造や鉄骨造のマンションに比べて防音性が高くなっています。不動産会社に静かな部屋がいいと希望を伝えると、このような物件を紹介してくれるでしょう。
内見で防音性を確かめる
内見で部屋を訪れたときに自分で防音性を確かめる方法もあります。簡単なのは、部屋の中心で手を叩いてみることです。反響音が返ってくるようなら高い防音性が期待できます。
逆に音が返ってこない場合は隣の部屋に抜けてしまっている可能性があるので注意しましょう。