工事における掃除・美装!現場を綺麗にすることの重要性【大規模修繕】
工事現場にはさまざまなゴミが出ます。よって大規模修繕工事や建設工事の現場で定期的に掃除や美装を行うことはとても重要です。
施工後の清掃はある程度イメージしやすいですが、工事中にはどのような掃除がされているのでしょうか?また、美装と掃除はどのような違いがあるのでしょうか?
今回は工事中における掃除の重要性と美装の内容についてご紹介していきます。
工事現場における掃除
工事現場の掃除
マンションの大規模修繕工事時や建設時には、どうしても下記のようなゴミがでてしまいます。
- 木くず
- 金属くず
- アスファルト
- コンクリート
- 発泡スチロール
- ダンボール
よってこれらを綺麗にするために、現場を定期的に掃除しなくてはいけません。
工事中に掃除をする重要性
作業終了後の掃除ももちろんですが、工事中の掃除はとても重要です。
現場にゴミが散乱していると足場が少なくなってしまったり、作業員が踏んづけて怪我をする可能性もあります。細かく軽いゴミの場合は風や雨などによって飛ばされたり流されたりすることで、現場周囲に広がることもあります。
作業の効率化、作業員の安全性、周囲への気配りを考えると、工事中の掃除はとても重要な作業になります。
美装の内容は?
美装とは工事完了後から引渡し前に建物のクリーニングを行い、仕上げ作業をすることです。建材の汚れやオガクズ、手あかのようなものを取りのぞいていきます。
また、下記のような清掃に関わることであればひと通り対応できます。
- 床のポリッシャー洗浄
- ワックス塗布
- ガラスサッシ清掃
- カーペット洗浄
美装工事で使われる道具
美装作業には下記のようなものが使われます。
エアーダスター | 建物の上から使用して溜まっている木くず、細かいホコリ、ゴミを吹き飛ばし、専用剥がし液で床についた接着剤を取りのぞくのに使用する。 |
---|---|
ポリッシャー | 床の洗浄作業をするための機械。ワックスがけの前に汚れを取り除く大切な過程に使用する。 |
床用ワックス | 床を保護できるのはもちろん、光沢が出てぴかぴかとした美しい床になる。一般的なフローリングには樹脂ワックス、オイル加工された床には油性ワックス、白木の床には白木用ワックスなど種類によって使い分ける。 |
このような道具を使って工事終了後に現場で作業を行い、ピカピカの状態にして施主に引き渡します。