商業施設で行われる大規模修繕工事の内容は?
マンションや戸建ての大規模修繕工事は10~12年に一度行われますが、商業施設などの面積が広い建物の場合はどのように行われるのでしょうか?
今回は商業施設などの大型ショッピングモールがどのようにメンテナンスされているのかご紹介します。
商業施設
商業施設とは
商業施設とは商業を目的とした店舗が複数入った施設のことです。大型商業施設と言われるところには下記があげられます。
- 高島屋
- 大丸
- イオン
- ららぽーと
- 東京スカイツリータウン
- 六本気ヒルズ
- 阿倍野ハルカス
- グランフロント大阪
全国には数多くの商業施設が存在します。商業施設は主要駅の周辺または駅直結に建てられていたり、街の中心地などに建てられていることが多いです。
商業施設の中には何が入っている?
商業施設の中には数多くのジャンルの店舗が入っています
- ラグジュアリーショップ
- アパレルショップ
- カフェや飲食店
- 娯楽施設
- 家具屋
- スーパー
- オフィス
- 宿泊施設
- プール
ひとつの施設にいけばさまざまな店舗を利用できるため利便性が高く、はなくてはならない施設になっています。
商業施設の修繕工事
商業施設でもマンションや住宅と同じように大規模修繕工事が行われます。工事中も営業できるように、一気に全体ではなく部分部分を工事して少しずつ終わらせていきます。商業施設の規模によってはマンションよりも建物の体積や表面積が大きいため、かなり大掛かりになります。
- 防水工事(屋根・屋上・ルーフバルコニー)
- 外壁工事(タイル・吹付け・塗装)
- 塗装工事(鉄部・建具)
- 外壁シーリング工事
- 建具、金物工事(金物・手摺・建具等)
- 内部工事(エントランス・廊下等共用部など)
ひとつひとつ作業箇所が大きかったり数が多かったりと工期が長くなってしまうこともあるようです。また施設内のフローリングや壁、電気系統や水道、エアコンなどの室内機器などのメンテナンスも必要になるため、商業施設を維持するだけでも高額な費用がかかっていることがわかります。
しかし、大規模修繕工事は建物の資産価値を保つだけでなく、訪れる多くのお客様が安全に施設を利用するためにも重要な工事です。