外気に注意!洗濯物を外に干すときの注意点
晴れていれば洗濯物を外に干すことも多いと思いますが、外干しの際天気以外にも気にしていることはありますか?実は洗濯物には知らない間に花粉や汚れがついてしまうこともあるのです。
今回は洗濯物を干す時の注意点をご紹介します。
外に洗濯物を干すときに付着するもの
花粉
花粉がもっとも辛くなる春、日本人は4割以上の方が花粉症に悩まされると言われています。花粉症は主に鼻がムズムズしたり目は痒くなるような症状がでます。
花粉の舞う時期に洗濯物を外に干してしまうと症状が強くでてしまいます。外出をしていなくても、家の中でこのような症状が出る場合は洗濯物に付着している可能性があるため注意が必要です。
排気ガス
交通量の多い地域のベランダや、高速道路の真上にベランダある場合は排気ガスが上がってくるため、洗濯物に排気ガスの臭いがついてしまうことがあります。ひどい時は洗濯物自体が黒くなってしまうこともあるため注意が必要です。
都心に多いですが、マンションや住宅が高速道路に隣接している場合は特に注意しましょう。
黄砂
黄砂とはその言葉の通り黄色い砂のことを指します。中国大陸内陸部にあるタクラマカラン砂漠やゴビ砂漠の砂が風によって数千メートルの高さにまで巻き上げられ、風にのって日本に届きます。
黄砂がひどい時には空気が薄黄色になり、家の窓や車の窓ガラスにも付着します。窓ガラスなどは目視しやすいですが、洗濯物にも同じように付着した黄砂は見えにくいため、知らず知らずに吸い込んでいる可能性もあります。
大気に影響されない洗濯の仕方
エアコンや浴室乾燥機を利用した室内干し
大気汚染や花粉などから洗濯物を守りたい場合は室内干しが有効です。室内干しの生乾きや臭いが気になる方は、エアコンや浴室乾燥機の除湿機能を使うことをオススメします。
コインランドリー
近年ではコインランドリーを活用する方がたくさん増えています。コインランドリーにもたくさんのサービスが増えてきており、会員制で使い放題のコインランドリーもあれば、家に集荷、洗濯・乾燥、その上で家にお届けしてくれる配達サービスなどもあります。
花粉や大気汚染が非常に気になる方はこういった定額サービスを利用し、洗濯物をするものよいでしょう。
どうしても外に干したい時の対処方法
コインランドリーやエアコン、浴室乾燥機などが活用できない場合、そしてどうしても外に干したい場合もあるかと思います。そういった場合は、しっかりと時期を考えたり、天気予報をみて洗濯物をする日を決めたりすると良いでしょう。
また洗濯物を保護する保護シートを取り付けて干すという方法もあります。花粉症でない人も、大気汚染の空気を衣類から吸引してしまうと人体の影響があるかもしれません。気持ちよく洗濯ができるようにしましょう。