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2019.01.10|ブログ

【塩ビタイル】リフォームでオススメの床材【大規模修繕】

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(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

マンションのエントランスや商業施設の床をオシャレにしたいという方におすすめなのが、塩ビタイルという床材です。

塩ビタイルは色や柄を選べるだけでなく、石目調や木目調のものなどを駆使すれば高価な建材を使っているかのような雰囲気を演出することも可能です。近年とても人気が出ている床材であり、さまざまな場所で使われているのを目にします。

今回はそんな塩ビタイルについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

塩ビタイルとは?

塩ビタイルとは、ポリ塩化ビニルという合成樹脂を使用して作られているタイルのことです。木材が使われているフローリングなどとは違い、塩ビタイルは人工的に製造された物質のみで作られたタイルになります。

住宅や商業施設など、さまざまな場所で床材として使用されています。

 

塩ビタイルのメリット・デメリット

塩ビタイルのメリット

①カッターで切ることができる

塩ビタイルはサンダーなどの専門的な工具を使わずにカッターで切ることが可能です。そのため、複雑な形をした室内(床)であってもなんなく対応することができます。

②施行費用が安い

施行方法は、もともとの床材に接着剤をつけて直接貼っていくという簡単な作業で、施行費用が安いのが特徴です。また塩ビタイル自体の価格が4,000円~5,000円/㎡であるため、材料費と合わせても比較的安価に済ますことができるのです。

③デザインが豊富

塩ビタイルは合成樹脂の上に色や柄をプリントしているため、デザインが自由で決まりがありません。コンクリートや大理石のような石目調、木の種類や木目が選べる木目調の物もあります。

実際に建材として石の建材や木を使って施行しようとすると、材料費や施行費はこの塩ビタイルと比較するとかなり高価になるでしょう。そのような高価なものの雰囲気を安価で作りだすことができるのは大きなメリットです。

 

塩ビタイルのデメリット

①キズがつくと直せない

塩ビタイルは合成樹脂の上に柄をプリントしているだけですので、キズなどがつくと修復することができません。また汚れなどが取りづらいため手入れが少し大変です。

②熱に弱い

塩ビタイルの材料であるポリ塩化ビニルは熱に対して膨張する性質があるため、床暖房などの上に施行してしまうとタイルが膨張し形が変形してしまう恐れがあります。

 

塩ビタイルが使われている場所

塩ビタイルは施行のしやすさデザイン性が高さからさまざまな場所で使われております。

  • 大型商業施設
  • オフィス
  • 飲食店
  • アパレルショップ
  • 住宅やマンションの室内

上記以外にも、大規模修繕工事の際にエントランスや廊下などの共用部分に塩ビタイルを使ってオシャレにすることもあります。塩ビタイルはデザイン性の高さから、その場に合った雰囲気づくりに高い効果を発揮します。

 

 もうひとつのおすすめ床材「タイルカーペット」

床材で雰囲気を変えるためにもう1つおすすめな床材がタイルカーペットです。タイルカーペットは塩ビタイルと同じく、切って敷き詰めていくことができます。ただし塩ビタイルとは素材が違いますので、施行後の雰囲気は大きく違ってきます。

タイルカーペットについて興味のある方は下記の記事を合わせてご覧ください。

関連記事:【タイルカーペット】リフォームでオススメの床材【大規模修繕】

 

以上、今回はおすすめの床材についてご紹介しました。

修繕工事でマンションの共用部分の雰囲気を変えたい方や住宅やマンションの室内の雰囲気を変えたいという方は、塩ビタイルを使ってみてはいかがでしょうか。

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