「ペット飼育可能」としているマンションであれば、ほとんどは犬や猫の飼育は可能です。では、うさぎや爬虫類など犬猫以外のペットについてはどのような決まりがあるのでしょうか？

今回はマンションで飼えるペットについてご紹介していきます。

犬や猫も種類によっては不可なことも

犬や猫はペットとしてとても人気で、マンションでも飼われることが多いです。ペット可と言われると犬や猫は当然OKなイメージがあるかもしれませんが、マンションによっては全ての犬猫をOKとしているわけではないので注意が必要です。

例えば、犬の中でも小型犬はOKで大型犬はNGだったり、犬はOKでも猫はNGという物件もあります。「ペットを飼いたいからペット可のマンションに住みたい」と考えている方は、このあたりの規則を特に注意して確認しておきましょう。

犬や猫以外のペットは飼育できる？

マンションでのハムスターやうさぎの飼育

ハムスターやうさぎもペットとして人気ですが、ペット可のマンションであれば飼育可能なケースが多いです。ハムスターやうさぎは鳴き声が比較的うるさくなく、床や壁を傷つけるような動きも少ないので申請したらOKを出してくれる可能性が高いです。

マンションでの鳥類の飼育

鳥類は鳴き声が響くので周囲への配慮が必要になるものの、ペット可のマンションであれば飼育可能なことが多いです。カゴの中に入れておけば飛び回ることもないので安心ですが、目を離した隙に窓やベランダから飛び出していかないように注意しましょう。

マンションでの爬虫類の飼育

爬虫類は犬や猫に比べると少ないかもしれませんが、種類をあげて見てみるとそれほど珍しいペットではないと思います。

• ワニ
• カメ
• トカゲ
• ヤモリ

爬虫類の飼育についてマンションの規約に詳しく書いてあることは少ないので、飼育を考えている場合は管理会社やオーナーに相談して許可をもらいましょう。もし許可が下りたとしても、ゲージから出してはいけない、放し飼いはしてはいけないなどの決まりが設けられているならそれに従って飼育しましょう。

犬と猫以外を飼う場合は必ず許可を得ましょう

ペット可と書いている場合、大体の家主や管理会社は小型犬の犬や猫を想定しています。そのため犬や猫以外のペットの場合は事前に家主や管理会社に相談して許可を得ておけば安心です。逆に事前に話を通していないと、入居時や退去時にトラブルにつながる可能性がありますので、可愛いペットのためにも確認は怠らないようにしましょう。

規定に違反したペットを隠れて飼ってしまった場合、強制退去や罰金などを請求されることがあります。これはペット不可のマンションでペットを飼って見つかった場合も同様ですので、隠すことだけは絶対にやめましょう。

逆にペット不可のマンションでも、ハムスターやうさぎなど壁や床の傷や騒音問題の原因になりにくいペットであれば、事前に相談することで許可がおりる場合もあるようです。ペットを飼う上で少しでも不安なことがあれば、かならず相談するようにしましょう。