費用を抑える!外装工事のベストなタイミングは?【マンション大規模修繕】
マンションやオフィスビルを綺麗な状態で保っていくには、定期的に外壁のメンテナンスを行っていくことが大切です。しかし、外壁工事を行う最適なタイミングを見極めるのはなかなか難しいですよね。
建物の外装・外壁の修繕や塗装はいつ頃行えばよいのでしょうか?また、普段から定期的な点検などは必要なのでしょうか?
今回は外壁工事の必要性や、ベストなタイミングについてご紹介していきます。
外壁工事はなぜ必要?
見た目がきれいに見えると、修繕工事の必要性はなかなか感じにくいかもしれません。しかし、マンションを含めすべての建物には修繕工事をしなくてはならないちゃんとした理由があります。
建物は建てたその日から劣化する!
マンションや住宅に限らず、全ての建物はできたその日から劣化が始まってしまいます。原因は素材が年月とともに劣化してしまう経年劣化に加え、紫外線、酸性雨、風などの自然の影響なども大きく関わってきます。
建物である以上これを防ぐのはほぼ不可能なので、建物は時が経てば必ず劣化していくことになります。
修繕工事をしないとどうなる?
では、劣化した建物を修繕しなければどうなるのでしょう?
メンテナンスをしないわけですので、もちろん外壁は脆くなってきます。外壁が脆くなると建物の美観を損ねるだけでなく、ひび割れした隙間から雨などが染み込んで水が建物内部に侵入し、構造材が痛んで建物の強度が弱くなってしまいます。このように外壁の劣化は建物全体のダメージに繋がっていきます。
特に地震大国である日本において、建物の強度が弱くなるのはとても危険です。安全のため、早めの修繕が必要になります。
外壁を修繕するタイミングはいつ?
では、外壁の修繕工事にベストなタイミングはいつになるのでしょう?
目安は12年周期、より正確なタイミングは建物診断で!
外壁工事のタイミングはおおよそ12年周期を目安に考えられることが多いです。
しかし12年が一般的だからと言って、必ずしもそれで安心というわけではありません。これはあくまでも目安であり、そのマンションの環境によって劣化の進行は変わってきます。
より正確に判断するには、3~5年毎に建物診断をしてもらうのをおすすめします。専門業者にしっかり見てもらうことにより、およそ正確な修繕時期を把握することが可能です。
普段から外壁のチェックを行う
同じマンションでも「直射日光を浴びやすい」「雨水が当たりやすい」という場所は、特に劣化が早くなります。例えば紫外線の影響により、建物の北側よりも南側の方が劣化が早いことが分かっています。
気になる箇所は定期的にセルフチェックを行いましょう。例えば下記のような状態が見られたら、外壁の修繕が必要になるタイミングは近いかもしれません。
- タイルの割れや剥がれがある
- 外壁にひび割れがある
- サビ汁が出ている
- 塗膜が剥がれている
このような点に注意して外壁をチェックし、不安な点がある場合は業者に相談してみましょう。
タイミングを誤れば修繕費用が高くなることも
外装や外壁は修繕を怠ったりタイミングを間違えてしまうと、かえって修繕費用が高くついてしまう場合があります。
外壁工事は遅すぎると建物の劣化が進んで規模が大きくなってしまい、逆に早すぎると外壁工事の回数が多くなるので費用が無駄にかかってしまいます。
ベストなタイミングを見極めることは、結果的に無駄なコストを抑えることにもつながっていきます。
修繕工事は最適なタイミングで
修繕工事をベストなタイミングで行うことが出来れば建物を安全な状態に保つことができます。また、結果的に建物の維持にかかる費用を抑えることにもつながります。タイミングの見極めは自己判断では難しい部分がありますので、建物診断を依頼するなどプロの力も借りていきましょう。
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