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2019.08.09|ブログ

木材の塗装におすすめの塗料と注意点【DIY】

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(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

建物や家具、プラモデルなどさまざまなものに欠かせない塗装。

その塗装に使われる塗料は各素材との密着率を上げるための工夫がされていますが、木材へ塗装するための塗料にはどのような工夫がされているのでしょうか?

今回はDIYでも使える木材の塗装知識をご紹介します。

 

木材に塗装する

木材は加工がしやすく使いやすいため、建材だけではなく家具などの材料にもなっています。しかし腐食しやすくもあり、特に雨に弱いという弱点もあります。よって屋外で使用する場合は雨対策や腐食防止の工夫が必要になります。

このような場合に役立つのが塗装で、防水タイプの塗料を使うことによって雨対策が可能です。

また、木材へのペイントは高級感を出したり周りのインテリアと雰囲気を調和させたりすることにも有効です。

 

木材と相性の良いステイン塗料

木材の良さを保つことができる

木材を塗装することによって、独特の風合いや色合いを消してしまうことがあります。

しかしステイン塗料であれば表面に膜を張らずに木材内部に染み込むため、表面はクリアな状態を保つことができます。そのため木材がもともと持っている木の風合いや色合いを消すことなく塗装ができるのです。

 

色合いがさまざま選べる

ステイン塗料は木の風合いをや色合いを崩さない塗料のため、他と比べてカラーバリエーションは豊富ではありません。

しかし独特の高級感や木の自然な風合いなど、木材そのものを活かすための色を選ぶことができます。

 

水性か油性で特徴が変わる

水性塗料はムラなく塗ることができるのが特徴です。水性なので残った塗料を拭き取ることができ、初心者でもムラなく塗ることができます。

油性塗料はオイルステインとも呼ばれており、仕上がりが美しく綺麗なツヤが生まれるのが特徴です。ただ、水性と違って塗りずらく、慣れていないとどうしてもムラがでてしまいます。初心者で油性の塗料にチャレンジしたい場合は、一度水性塗料で塗装に慣れてからにしましょう。

 

塗料とペンキの間違いに注意

中には塗料とペンキが一緒だと思っている方もいますが、実は機能面に大きな違いがあります。

塗料 ペンキ
顔料・樹脂・溶剤などを混ぜて作られている 合成樹脂調合ペイントのこと
耐候性が高い 耐候性が低い
10年~15年で塗り替え 7年~10年で塗り替え
比較的高額 比較的安価
施工が難しい 施工しやすい

間違って塗装してしまうと仕上がりや持続力に違いが出てきますので注意しましょう。

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