マンションの管理人は何をしている?【大規模修繕】
戸数が多いマンションには常駐の管理人がいることが多いです。では、普段マンションの管理人はどのような業務をしてくださっているのでしょうか?
共用スペースを掃除したり、マンションの周辺を掃除したりしている姿をみたことはある方も多いと思いますが、実は業務は他にもさまざまあります。
今回はマンションの管理人が普段どのような業務を行っているのかをご紹介します。
マンションの管理人とは
マンションの管理人はマンションの点検や管理などを行います。入居者とコミュニケーションを取ることも多いため、老若男女幅広い世代が住んでいるマンションでは中高年の方が人気のようです。
管理人の業務とは
マンションの管理人の業務には大きく下記の項目があります。
- 点検、巡回業務
- 立会業務
- 清掃
- 受付業務
- 報告業務 など
共用スペースやマンション周辺の掃除などの清掃業や、入居者に対してのマナーについての注意喚起、大規模修繕工事など入居者への伝達事項の伝達などもおこないます。自転車のシールの発行などの書面手続きや管理会社への報告業務なども任されていることが多いようです。
勤務形態もさまざま
マンションによっても管理人の勤務形態は異なります。
常勤勤務 | 毎日9-18時など、決まった一定時間マンションの管理関わる勤務体制。 |
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住み込み勤務 | 管理するマンションに部屋を借りて住み込みで勤務する体制。夫婦で管理しているケースが多い。 |
ポット勤務 | 週に2~3回定期的に巡回管理をする体制。規模の小さいマンションに多い。常駐だとコストがかかってしまうため、コスト削減として使われることが多い。 |
管理人さんがマンションにいてくれると安心感につながることから、マンション選びの基準として見ている人も少なくないようです。
管理人の業務には種類がある
管理業務主任
フロントマンや管理会社の担当者と呼ばれていることが多く、マンション管理員の上長にあたる立場で管理員を指揮して束ねる役割があります。仕事につくには、国家資格である「管理業務主任者」が必要で、資格は誰でもうけることが可能です。
マンション管理士
マンションの管理士は管理人の仕事と大きく異なり、マンションなどの建物の維持や管理についてのコンサルティング業務が主になります。資格は合格率が8%とかなり難関の資格で、マンション管理士という国家資格があります。