賃貸ではなくマンションを購入するメリットは?【大規模修繕】
マンションは賃貸マンションと分譲マンションの2つにわけられます。
それまでは賃貸に住んでいたという方も、仕事に慣れてきたり家族をもったりすると、分譲マンションの購入を考えることもあるのではないでしょうか?
分譲マンションにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?解説していきます!
分譲マンションを買うメリット
資産として残る
住居費として考えれば60歳までに支払う家賃の総額にさほど差はないでしょう。ですがマンションを購入して60歳で支払いが終了していた場合、それ以降住居費を支払う必要がありません。
また購入したマンションは資産として残るため、例えば他の人に貸して家賃収入を得ることも可能です。
老後が安心
マンションを購入し支払いが終わってしまうと、必要な費用は管理費と修繕積立金のみになります。賃貸マンションの場合であれば60歳以降もずっと費用を払っていく必要がありますので、老後の住居費用を考え貯蓄しておかなければなりません。
また先ほどもお話した通り、マンションは購入すると自分の資産になりますので他の人に分譲マンションとして貸して家賃収入を得る手段としても使うことができます。老後の家賃や選択肢が増えることのメリットはとても大きいでしょう。
分譲マンションを買うデメリット
税金がかかる
マンションの購入は住宅の購入と同様に固定資産税がかかってきます。これは毎年必要な費用なので念頭においておかなければなりません。
固定資産税は、市町村が土地と建物の固定資産税評価額を決め、それに一定の税率をかけて計算されています。毎年1月1日時点の所有者に4月ごろ納税通知書が届くようになっています。一括払いで支払いではなく、年4回の分納で支払うこともできます。
支払い以外にかかる費用がある
マンションの支払いとは別に共用スペースの管理費や、10年~12年ごとに実施される大規模修繕工事のための修繕積立金を入居者たちは支払わなくてはなりません。
マンションによって金額は前後しますが、管理費と修繕積立金を合わせて2~3万程度が目安です。その費用に住宅ローンを合わせた金額を毎月支払っていくことになります。
初期費用が高額になる
賃貸マンションの初期費用はファミリータイプであれば一般的に50万円前後で住むことができるでしょう。
ですが、マンションの購入はそうではありません。初期費用として数百万円の頭金が必要になり、また銀行のローン審査もより厳しく審査されることがあります。
長い目で見ると購入がお得
賃貸は家計の変化によって引っ越しができるので楽ですが、老後のことを考えて長い目で見ると住居は購入したほうがお得です。
老後をマイホームで暮らしたい方はマンションの購入を考えてもいいでしょう。