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2018.08.09|ブログ

ローンは組むべき?大規模修繕の費用をローンに頼るメリットとデメリット

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(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

 

大規模修繕には多額の費用がかかります。

その費用を捻出するためにローンを組むというのもひとつの方法ですが、ローンを組むにあたって何か注意しなければいけない点はあるのでしょうか?

今回は大規模修繕でローンを組む際のメリットデメリットを詳しくご紹介します。

 

ローンを組むことのメリットは?

資金不足に左右されることなく修繕を行える

ローンを組む最大のメリットは、修繕時期を遅らせることなく大規模修繕をしっかりと行えることです。

計画修繕通りに予算を立てても、後から想定外の修繕費用が発生するケースは少なくありません。そんな時に住宅金融支援機構やその他の融資サービス企業に融資をしてもらう方法をとれば、急な資金不足にも対応できます。

 

必須の修繕箇所を放置する心配がない

修繕費用が不足していた場合で最もリスクの高いことは、修繕箇所を絞り劣化箇所などを放置してしまうことです。これは将来的にはより大きな劣化となり、また周りの部分にまで劣化の進行を早める原因にもなりかねません。

そうなれば計画よりも早いタイミングでまた大規模修繕が必要になってしまったり、結果的に余計な出費を引き起こす可能性もあります。

大規模修繕は修繕費用などを原因に妥協することなくしっかりと行っていきたいので、資金の不足対応できることは大きなメリットといえます。

 

ローンを組むことのデメリットは?

反対にローンを組むことのデメリットは、入居者から集める積立金の額が大きくなってしまうことです。

大規模修繕は一度やれば終わりという訳ではなく、一度終わった瞬間から次回の大規模修繕へのスタートとなります。

ローンの返済が残っている状態でまた次の大規模修繕に向けて積立を行っていかなければならない訳ですが、果たして今まで通りの修繕積立費用で足りるでしょうか?

そうです。ローンがある分、今まで通りの修繕積立費用を徴収していては次回の大規模修繕にはまた予算が足りないという事態が起きてしまうのです!

結果ローンを組むことで次の修繕費用までの積立金額をあげないといけなくなってしまい、入居者にも負担がかかる結果となってしまいます。

 

3.ローンになるべく頼らないために、積立金の算出は正確に

入居者の負担が増えることは不満にもつながり、トラブルが起きる原因にもなりかねません。できるだけローンを組まずに大規模修繕が行えるよう修繕積立金の費用の算出を正確にすること、そして定期的な検診を受けることをオススメします。

こうすることで事前に修繕にかかる費用を把握したり余計な劣化を未然に防ぐことが可能となるので、結果的に無駄な出費を抑えて入居者の負担を減らすことにもつながります。

 

株式会社ACEでも無料点検など行っております。

もしご不安やご心配なことがありましたら、一度お気軽にご相談ください。

 

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