マンションをLED化するメリットは?気になるLEDの特徴をご紹介【大規模修繕】
マンションの大規模修繕工事の時や改修工事時に、照明のLED化に悩まれる方から相談を受けることがあります。電気代が安くなると聞くけれど実際のところどうなのか、また持続力はどのようなものなんか、いまひとつわからない状態ではLED化に踏み切るのは不安ですよね。
今回はそんなLEDライトについて役立つ知識をご紹介していきます。
LEDライトとは
LEDライト
LEDはLight Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)の略で、日本語では発光ダイオードとも呼ばれています。2011年の5月に起こった東北大震災以降節電の意識が高まり一気にLEDへの注目が高まったとされています。
LEDライトのメリット
LEDライトにはさまざまなメリットがあります。
- 寿命が長い(蛍光灯の約4倍)
- 取り替えの手間が少ない
- 消費電力が白熱電球の10分の1ですむ
- 低発熱で点灯させることができる
- 虫などが寄ってきづらい
LEDはこのようなメリットを生かし、マンションや住宅の中だけではなく街中の信号や街灯、イルミネーションなどさまざまなところで使用されています。
消費電力が少ない上に寿命が長いことがランニングコストの削減につながることが多いようです。
LEDライトのデメリット
さまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。
- 蛍光灯よりも値段が高い
- 電球だけの交換ができない
- 蛍光ランプと比較すると重たい
- 熱に弱く、高い電流を流しづらい
予算に合わなかったり、用途にあわない場合はまだLEDよりも蛍光灯や蛍光ランプを選ばれる方もいるようです。LEDライトも全てに万能というわけではないため、用途によって使い分けることが必要ということです。
マンションをLED化すると?
マンションなど大規模な場所でのLED化は毎月の電気代に大きな差がでるため、LED化に必要な初期費用も数年で回収するケースが多いようです。回収後はコスト削減につながるため、削減したコストを別の箇所に修繕費用としてあてることも可能です。
電気代だけではなく、蛍光灯や蛍光ランプは寿命が短いために買い替えの費用であったり、取り替えするための人件費もより多くかかってしまいます。また共用スペースやマンションの外などもLEDライトにすることで、虫が集まりにくいため景観もよくなります。
初期費用をどの程度の期間で回収ができるのかはその建物の規模によっても変わるため一概には言えませんが、費用面以外のメリットもあるのでそれを踏まえて検討してみましょう。
大規模修繕工事や改修工事などでお悩みのことなどある方はぜひお気軽にご相談くださいませ。