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2020.01.24|ブログ

作業員が現場で使用する腰袋には何が入っているの?

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(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

工事の際、現場の作業員が工具のたくさんついた腰袋を付けているのを見たことはありませんか?マンションの大規模修繕であれば、足場を組み立てている作業員が腰袋を身につけているのを近くで見る機会もあるかもしれません。

現場作業に欠かせない道具を入れて身につける腰袋ですが、一体どのような工具が入っているのでしょうか?今回は現場作業員の腰袋についてご紹介します。

 

腰袋とは

腰袋とは、現場作業に必要な工具類を収納するバッグのことです。 腰回りに身に付けて使用し、複数の工具を一度に持ち運ぶことができます。工具を取りに行ったり来たりする手間が省けるため、身動きが制限される現場での作業効率のアップ安全の確保が可能になります。

主に工事現場や建設現場などで作業員が使用するケースが多いですが、近年ではDIYの広まりから一般家庭でも腰袋を使って作業する方も増えてきているようです。

 

腰袋には何が入っている?

腰袋に入れるものは全て自分で決めるので、使用する現場での工事内容によって中身を変えることが出来ます。その現場での使用頻度が特に高い工具を選んで腰袋に入れているようです。

例えばマンションの大規模修繕工事でもよく目にする足場工事の場合、よく腰袋に入っている工具には下記のようなものがあります。

金槌 足場ハンマーの選び方は現場で使い分けますが、特に住宅密集地や騒音対策を施さなければならないときは静音タイプのハンマーなどがあります。軽量にできていてもハンマー部はしっかりと作られているため疲れにくいハンマーなど新しい道具がでています。
クリッパー ハサミのようなペンチのような形のクリッパーは、番線を切るための道具。番線というのは、単管足場の補強などでよく使われている太いワイヤーです。
スケール 足場組立工事現場で使用するスケールとは、簡単に言えば、金属製のメジャーです。作業で使用されるスケールには幅25mmで長さが5mくらいのサイズが多く、直線を引く際に重宝し、職人の現場では欠かせないアイテムといえます。
両口ラチェットレンチ 通称ガチャ・シノと呼ばれる道具です。回転方向が一方向に制限され、逆回転させると空回りするため、ボルトやナットを素早くしめることができる道具です。
インパクトドライバー インパクトドライバーとは、手に持つ電動工具の中でも人気で、ビス(ネジ)を締めたり、穴を開けたりするのに利用される工具です。電動ドライバーと違い、打撃を加えながらビスを締めていきます。

 

腰袋の種類

腰袋にも種類があります。サイズの小さいものや大きいもの、収納スペースが少ないものや多いものなどさまざまです。そういった用途の違いだけではなく、防水機能があったり通気性に優れているなどの機能面にも違いがあり値段もバラバラです。

使用する職人の作業内容や、現場の環境に合わせた腰袋選びが必要になります。

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