マンションと戸建、どっちを購入すべき?【大規模修繕】
マイホームを考えている方で、マンションを購入した方がよいのか、戸建を購入した方がよいのか悩んでいる方も多いかと思います。
マンションと戸建は、購入するにあたりどのような違いがあるのでしょうか?
今回はマンションと戸建の大まかな違いをご紹介していきます。
マンションを購入する
金額面
間取りや立地によって金額は上下します。
しかしマンションを購入する場合に戸建と決定的に違うポイントは、土地代がいらないことです。比較的戸建よりもマンションを購入する方が安くすむケースが多いでしょう。
メリットとデメリット
マンションは先ほどもお話したように金額面にメリットがあります。またタワーマンションのような高い場所に住むことができるのも、マンションに住むメリットのひとつと言えるでしょう。
デメリットとしてはマンション自体は所有物ではなく、あくまで一部屋を所有しているだけなので、間取りや設備や内装など思い切ったリフォームは戸建よりも難しい場合が多いでしょう。
大規模修繕工事時は気遣いが必要
マンションは約10年に一度の周期で大規模修繕工事というものが必要になります。これは建物の劣化を修繕する工事、マンションの大きさによって工期は前後しますが約1ヶ月~3ヶ月、長いところであれば6ヶ月かかることもあります。
大規模修繕工事中は、マンションの周りに足場を組むため作業員を窓の外を行き来しています。そのため昼間でもカーテンを閉めたり、塗料や建材から発生する臭いを防ぐために窓を閉めきるなどの工夫が必要となります。
戸建を購入する
金額面
戸建の場合、建物の費用にプラスして土地の費用もかかってきます。ですので、比較的マンションよりも高いことの方が多いでしょう。
また、完成している戸建を買う建売住宅と、購入者が外装や内装などの注文をしてから建てる注文住宅とでも金額が大きく変わります。
メリットとデメリット
戸建住宅は購入すれば土地から建物まで全て自分の所有物となりますので、マンションと違い自由度が高くなります。例えば庭をガーデニングしたり、リフォームも自由に行うことできるため、こだわりが強い方には特におすすめです。
デメリットは価格的なところで高価であることや、建物の管理はすべて自分の責任になりますので自然災害などに注意が必要な点があります。
修繕工事が必要になる
マンションと同じく戸建にも大規模修繕工事が必要になります。外壁や屋根の防水対策など、目安は約10年に一度のペースになります。費用的には工事の規模にもよりますが約50~100万円程度はかかることが多いでしょう。
マンションと違い工期は短くてすみますが、施工業者を選ぶことや工事内容の決定なども自分の判断でする必要があります。
マンションと戸建ではどちらが良い?
マンションにも戸建にもメリット・デメリットがそれぞれあります。まずは購入者自身が自分のこだわりを理解し、住む家としてどこを重視していくかがポイントです。
どんなことを重視するのかによって、マンションが良いのか戸建がいいのかが分かれてくるでしょう。