施工業者を途中解約!?大規模修繕でのトラブルを防ぐには
大規模修繕の工事中、業者との間でトラブルが起きてしまったというのは残念ながら珍しいことではありません。最悪、施工会社を途中解約するというケースもありえることです。
工事中の途中解約は、マンションの入居者にも心配や迷惑をかける結果になりかねません。このような事態を未然に防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
施工会社選びで失敗しないことが大切
業者を途中解約する原因は?
大規模修繕が工事中に中止になったり、施工会社を途中解約することになる理由としては下記のようなケースがありえます。
- 施工業者が倒産してしまう
- 施工がしっかりと行われていないことが発覚する
- 施工の遅滞が続く
もし施工会社を途中解約した場合、別の業者を見つけて再度大規模修繕行う必要があります。結果的に工期が長引くことになりますので、マンションの入居者に不安や不満を与えてしまうことにもなりかねません。
トラブルを未然に防ぐには?
トラブルを未然に防ぐには、やはり事前の業者選びを慎重に行うのが一番です。
一概に大規模修繕の業者と言ってもそれぞれ業者によっての違いはあります。検討する際は費用だけでなく、今までの施工実績やアフターサービスの観点からも比較して選んでいきましょう。
大規模修繕工事の途中で業者が倒産したら?
とは言いつつ、どんなに事前に気を付けていても業者が倒産してしまうことは自分では防ぎようがありません。
万が一そのようなことが起きた場合はマンション大規模修繕工事完成保証制度というものがあります。引き継ぎ施工会社の紹介、前払金、追加工事費用などを賄い、施工業者の倒産により工事が続行できない場合でも工事を継続させることができる保証です。保証機関がこの制度に対応する形になりますので、安心した保証制度となっています。
もし業者が途中で倒産してしまった場合、このような保証に頼れることも覚えておきましょう。
しっかりとした準備を
このように万が一に備えての保証は用意されていますが、大規模修繕中のトラブルは入居者からの不満につながります。自分のためにも入居者のためにも、トラブルは未然に防ぐのがベストでしょう。
大規模修繕に関してのご相談は株式会社ACEでも承っております。もしお悩みや困り事がありましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。