中古マンションの人気を維持する「改修工事」とは?
どんなマンションでも完成してから10年以上の年数が過ぎると劣化し、周りのマンションと比べて設備機能や性能などはどうしても劣ってきてしまいます。だからといって家賃をさげたり、マンションの資産価値が下がっていくのは防ぎたいですよね。
そういった環境下でも人気を落とさないためのひとつの対策として改修工事があります。
今回は改修工事が大事な理由をご紹介していきます。
改修工事とは?
改修工事とは、建物の性能や設備などの機能面を向上することを目的とした工事のことです。
近年の新築マンションは、性能や居住性が著しく向上しています。築年数が数十年経っている中古マンションと比べると性能や機能面で大きく差がでるため、中古マンションの入居者が減ったり資産価値が低下してしまうことがあります。
このような中古マンションに改修工事を行うことによってマンションの機能面が向上し、資産価値を保つことにつながります。
中古マンションに改修工事が必要な理由
マンションの資産価値を上げる
先ほどお話しした通り、改修工事はマンションの性能や設備、機能面を向上する工事のことを指します。これらを向上することでマンションの資産価値自体も上がる可能性があります。
その時代にあった機能が備わっているのといないのでは、入居者やこれから入居を考えている方への満足度が大きく違ってきます。
マンション購入の決め手になることも
新しい入居者を獲得するためにも改修工事は有効です。
例えばオートロックは現在とても人気のある設備ですが、オートロック付きのマンションかそうでないかでマンションの印象は大きく代わります。他にもカメラ付きのインターホンや宅配ボックスなど、人気のある設備が整っていることが入居を決め手になることも少なくありません。
築年数が古いマンションも候補に
外観が古く見えても、内装が綺麗であれば購入を検討したいという方も少なくありません。築年数の経っているマンションでも、手を加えることで価格を下げずに入居者を獲得できる可能性があります。
最近はあらかじめ工事がされていなくても、購入後に自分で改修工事を依頼する前提であえて価格を抑えて築年数の経った中古マンションを買う方も増えているようです。