突然の地震がマンションにおよぼす影響とは?
地震大国とも呼ばれる日本のマンションには、地震での倒壊を防ぐために制震などの技術を使って対策がとられています。ですが、それでも完全に影響がないとは言えません。
今回は地震が及ぼす影響についてご紹介します。
日本の地震
日本は地震大国
日本の他にも、地震大国と言われる国は他にも複数存在します。
- ネパール
- インド
- メキシコ
- イラン
- 中国
- フィリピン
ですが地震大国と呼ばれる国は数多くあるにも関わらず、世界の15%の地震は日本で起きています。「地球上で地震が起きやすい場所にある」と言われているほど、日本は地震が起きやすい国です。
2011年3月11日に起こった東日本大震災は、世界観測史上最大の地震であるマグニチュード9.6のチリ地震や、インドネシアの観測史上最大の地震であるマグニチュード9.3のスマトラ島沖地震に次いで大規模な地震となりました。
日本に地震が多い理由
日本は4つのプレートの上にあるため、世界の中でも非常に地震が起きやすい場所になっています。そのため世界で生み出される地震エネルギーの10%から20%は日本の周辺に集中しており、震度1や2の地震は毎日のように起こっていて、体感的にわかる有感地震だけでも2000回以上おきています。
地震が建物に及ぼす影響
地震が起きた際、建物に及ぼす影響は大きくいくつかあります。
- 建物の倒壊
- 建物の火災
- 内部の損壊
地震では建物が傾いたりすることによって家具や電化製品などが倒れてしまったり、ガラスが割れたりすることがあります。また建材が亀裂が入ったり、外壁に亀裂が入ったりと建物の寿命そのものを短くしてしまうこともあります。
地震への対策としてできること
被害をできるだけ防ぐためにできることはいくつかあります。
- 家具や電化製品を固定して転倒を防ぐ
- 建物の耐震性を高めておく
劣化してきた建物の耐震性を高める手段として、住宅や建物の大規模修繕工事があります。工事後の建物は耐震性が高められていますが、直後に地震が起きた場合でも点検はちゃんと行っておきましょう。