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2018.08.09|ブログ

大規模修繕の工事費を吊り上げられないために出来ること

この記事を書いた人

(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

高額な費用がかかる大規模修繕。

修繕にかかる相場や専門的な知識がなければ、業者にのせられて相場以上に費用を吊り上げれられてしまうというケースもあります!

このような事態を防ぐためにも、大規模修繕に関する注意点をいくつか知っておきましょう。

 

費用が吊り上げられることはある?

大規模修繕で費用が相場より高く吊り上げられてしまっていたということは、残念ながらよく耳にします。

具体的には相場を吊り上げていたり、修繕が必要のない箇所の取り替えや修繕工事の費用が入っていたということがあるようです。

このように、実は吊り上げの方法はいくつか存在するというのが現状です。

 

2.吊り上げられないために注意しておきたいこと

まずは費用の相場を知っておく

吊り上げを防ぐには最低限、大規模修繕にかかるおおよその費用相場は知っておきましょう。

一般的に大規模修繕の相場は「戸数×100万円」で計算するのが目安とされています。

もちろん目安ですので前後に幅があるとみておいたほうがいいですが、この式によってだいたいの相場は把握することができます。

 

大規模修繕の費用について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

関連ブログ:マンションの大規模修繕、費用の相場は?

 

安すぎるのも問題

費用を吊り上げられないためには、とにかく安いところに頼めばよいというわけでもありません。

業者によっては修繕工事が必要な箇所を工事内容に入れず、その分のコストを削ることで金額を低くしたりと、実は安く見せる方法というのはいくらでも存在します。

しかしそのような工事ではゆくゆく劣化や老朽化が進み、かえって余計な出費を強いられる事態になりかねません。

「相見積もりを取って安いところに」というのも業者の選び方のひとつではありますが、判断の際は注意が必要です。

 

事前の点検や調査が有効的

適切な費用を知って吊り上げを防止するには、大規模修繕が必要になる2~3年前に一度、業者に点検や大規模修繕の費用を算出してもらうのがとても有効的です。

事前に数字を出しておくことで自分でもそれが適正な金額かを調べることが出来ますし、納得がいかなくてもまだ時間に余裕があるので、業者を再検討することも出来ます。

 

3.業者選びはなるべく自分の目で

管理組合やコンサルタントに業者選びを任せることもできますが、そうすると仲介金が間に入り結果的に相場の費用を超えてしまうというのもよくある話です。

必要な知識は頭に入れておき、優良な業者を自分でも見分けられるようにしておきましょう!

 

株式会社ACEでもマンションの無料点検など行っております。

大規模修繕でお困りのことがございましたら、是非お気軽にご相談ください。

 

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