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2020.04.28|ブログ

根強い人気!暖かでおしゃれな暖炉のある暮らし

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(株)ACEで工事の管理者を務めております。ウェブブログやSNSも担当しております。

暖房や電気ストーブなどの登場により暖炉がある家は少なくなりましたが、その魅力が衰えたわけではありません。暖炉独特の魅力にひかれ、雪国には今でも暖炉を取り入れている住宅もあります。

今回は現代の暖炉についてご紹介していきます。

 

暖炉と薪ストーブ

暖炉と似たようなものに薪ストーブがあります。どちらも薪や木材を燃料にすることに変わりはありませんが、暖炉との違いは薪ストーブには扉がついており中に薪を入れ火をつけてから扉を閉じて使用します。そしてもうひとつ大きく違うのは、薪ストーブは建物から独立して取り付けられていることです。

暖かさにも違いがあります。暖炉は直に火を感じられるため暖かいと思われがちですが、実は熱の多くが煙突から外に出てしまっているので周辺しか暖まりません。反面、薪ストーブはストーブ自体を温めてそこから熱を効率よく放出させるため部屋全体を暖めることができます。

主暖房として家全体を暖めたい場合は薪ストーブが、逆に暖房としての機能は補助的でもいいので内装に馴染みやすくオフシーズンも邪魔にならないようにしたいなら暖炉の導入がおすすめです。

 

暖炉のある暮らし

調理に利用できる

暖炉では煮込みやグリル、燻製料理などが楽しめます。マシュマロを炙るなど焚き火調理のようなこともできたり、直火の調理もできるので食材の美味しさを引き出してくれるのも暖炉の魅力のひとつです。

 

火のぬくもりを直に感じられる

火は実際の温かさ以上に何とも言えない癒し効果を感じることができますが、これにはゆらぎが関係していると言われています。

 

見た目がおしゃれ

存在感抜群の暖炉は設置するだけでおしゃれなお部屋になります。定番の北欧風のレンガ作りの暖炉はもちろん、イメージに合わせてさまざまな石や鋳物製を使用した現代住宅にもマッチするデザイン性の高い暖炉がたくさんあります。

 

暖炉のデメリット

部屋が暖まりにくい

暖炉は火が見えているので暖かいイメージがありますが、実は煙と一緒に煙突から暖気を外に逃がす構造になっています。暖炉周辺は暖かいですが、部屋全体は暖めづらくなっています。

 

火が隔離されていないので注意が必要

暖炉には基本的に扉がないものがほとんどで、火が隔離されていません。安全のために柵を設置するなど、小さなお子さんやペットがいる家庭では細心の注意が必要です。

 

手間や費用がかかる

暖炉の煙突には煤やクレオソート(揮発性有機タール)などがこびりつきやすいので定期的な掃除や手入れが必要です。目安としては1シーズンに2~3回程です。掃除をする場合は煙突の上から行う必要があるため危険性が高く、専門業者に依頼するための費用がかかります。

暖炉には手間がかかったり少し注意が必要であったとデメリットもありますが、慣れて使いこなせるようになれば見た目にもおしゃれで、普通の家では味わえない温かみや部屋の雰囲気を感じることができるでしょう。

暖炉に興味を持たれた方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

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