低家賃でおすすめ?団地住まいのメリットとは
結婚や出産を機に家計を見直し固定費を下げて生活したいとき、賃貸マンションよりも団地を選ぶという方も多いです。一般的に団地は低家賃というイメージがありますが、団地住まいはどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は団地に住むことのメリットについてご紹介していきます。
団地とは
団地とはひとつの建物に付けられた名称ではなく、同一の敷地内に建てられた共同住宅の建物群のことを指しています。都道府県や市町村が運営している公営住宅やUR賃貸住宅、公社住宅などが団地にあたります。
団地の敷地内には住宅となる建物だけではなく、スーパーやコンビニ、病院などの生活関連施設が併設されている場合もあります。
団地に住むことのメリット
家賃が安い
一般的に団地の家賃は賃貸マンションに比べて安い傾向にあります。また初期費用の相場も比較的安くなっています。
自然環境が優れている
団地は広い敷地にゆったりと建てられていることが多いため、公園や花壇があったり日当たりが良好など自然環境に恵まれていることもあります。また、周辺にスーパーや保育園、小学校などがあり利便性が高く生活がしやすいのが特徴的です。
ご近所付き合いが活発
団地によっては地域で定期的に周辺を掃除したり、お祭りがあったりとご近所と関わる機会があります。同年代の子供をもつご近所の方と知り合いになれたり、何か困ったことがあったら助け合う関係をつくれるかもしれません。
団地に住むことのデメリット
古い団地の建物にはエレベーターがついていないこともありますので、ご年配の方や身体に障害のある方が住むには難しいケースがあります。また階段や通路、扉などの幅が狭く、大型家具や家電の搬入が難しいこともありますので注意しましょう。
またメリットであるご近所付きあいが人によっては煩わしい、という方もいらっしゃるでしょう。
これからの団地
団地は高度経済成長期に家族向けの住宅として建設されていたり、もともとは低所得者や高齢者向けに建設されたものも多いです。似たような条件の賃貸よりも安く住める理由は築年数にもありますが、こういった背景もあります。
最近では住居にあえて団地を選び、リノベーションすることでおしゃれな住まいに生まれ変わらせる方も増えています。特に都市部では新たに住宅やマンションを建てる土地が少なくなっていることから必然的に中古物件に目が向けられており、団地リノベーションも活発です。
これから先、ますます団地が注目されるかもしれませんね!