大規模修繕前の挨拶回りで工事中のトラブルを防止!
大規模修繕時には工事のことだけではなく、マンションの入居者にもよく配慮することが大切になります。工事で発生する音や建材の臭いなどが原因で入居者との間にトラブルが起こりやすいのです。
こうしたトラブルを防ぐには書面で工事を告知することや、挨拶回りなどの事前の気配りが重要となります。
今回は大規模修繕時発生しやすいトラブルと、それを回避するために事前にできる対策をご紹介します。
大規模修繕工事時のトラブルの原因とは
大規模修繕工事時にトラブルになる原因はいくつかあります。
- 騒音問題
- 塗料などによ悪臭
- プライバシー問題
- バルコニーが使えない
工事に作業音は付き物ですので、業者側がどれだけ気を使っても完全に消すことは難しくなります。このような騒音は特に音が気になりやすい方や赤ちゃんがいるご家庭にとっては問題になりやすくなるでしょう。
また、大規模修繕工事中は足場をマンションの回りに組み立てての作業やバルコニーに直接降りてのの作業があり、窓から家の中が見えてしまうことがあります。
このような場合、入居者は個人的に外出したり昼間でもカーテンを閉めきるなどの対策をしなければいけません。そのため事前に入居者に大規模修繕工事について説明するなどの準備が必要なのです。
トラブルを未然に防ぐ挨拶回り
挨拶時に説明する内容とは
大規模修繕工事前には入居者の方に挨拶回りをしていきましょう。挨拶回りで説明をする内容は下記のようになります。
- 工事内容
- 騒音問題や悪臭問題の際の対処方法
- 工事期間
これらを直接伝えした上で書面も渡しておくと良いでしょう。もし予算に余裕がある場合は、菓子折りなどをもっていくのも効果的です。
事前に説明をしておくことで入居者も心構えができ、期間をわかっているだけで不安に感じることも減ります。
工事中も再度説明を
工事についての説明は事前だけではなく工事中にも必要です。
大規模修繕工事の中でとくに大きな音や強い臭いが発生する時期がある場合、再度説明に回っておくことで入居者の方々もあたらめて備えることができます。こういった丁寧な対応がトラブルを防ぐことにつながります。
挨拶回りはマンションの近隣にも
挨拶に回りは入居者に対してだけではなく、隣接するマンションや住宅に住む方々にも行う必要があります。特に騒音は防音シートをしていても漏れ出てしまうことがあるため、近隣の方には入居者と同じく配慮する必要があります。
当社は大規模修繕工事を専門的に行う業者です。工事についてお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。