【大規模修繕】ビルの修繕費の相場は?費用の捻出はどうする?
マンションの大規模修繕の費用相場は2500万~3500万円程度と言われています。
では、ビルの大規模修繕の費用相場は一体いくらぐらいかかるのでしょうか?
また、その修繕費用はどこから捻出すればいいのでしょうか?
1. ビルを大規模修繕する際の費用相場
ビルかマンションかというのは、そこに住居者がいるか、オフィスとして使われているかという違いになります。東京や大阪など大都市の市街地に行くと高い建物がありすぎて、それがビルかマンションか見分けがつかないことがほとんどだと思います。
よってマンションもビルも規模などには大きく差はありませんので、ビルの大規模修繕費に関する基本的な考え方は、マンションの大規模修繕費を考えるときと同じになります。
費用の相場にもとくに大きな違いはなく、具体的には約2500万円~3500万円程度になります。もちろん、その建物の造りや状態によって価格は前後しますので注意してください。
2. ビルの修繕費用はどこから捻出する?
修繕費は積立するのが一般的
ビルの大規模修繕にはやはりマンション同様多額の費用が必要になります。この費用をどこから捻出するかというのもマンションの考え方と同様で、そのビルをオフィスとして使用している会社から修繕積立金を集めておくことが必要になります。
近年は積立金が足りなくなるケースも非常に多いため、積立は計画的に行いましょう。
ローンを組むのは?
大規模修繕費の捻出のために、ローンを組むという手もあります。
ローンを組むメリットは時期を遅らせることなく大規模修繕を行えることです。予定外の費用が発生し資金不足になっても、融資してもらうという方法をとれば対応が可能になります。
しかし、その分後から徴収する積立金の額は大きくなってしまいます。ビルの大規模修繕もマンションと同じように、一度やればそれで終わりということではありません。一度目の大規模修繕が終われば、そこからは二度目の大規模修繕にむけての準備期間となります。ローンに頼りすぎてしまうと徴収する金額がどんどん大きくなり、結果負担も大きくなってしまうというデメリットもあるので十分注意しましょう。
株式会社ACEでは大規模修繕費の見積もりや大規模修繕前の点検を無料で行っております。事前に修繕費用を算出しておくことによって、早期に修繕積立金の修正をかけることができるというメリットもあります。
大規模修繕をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。