足場工事の職人になるには?あると有利な資格【大規模修繕】
マンションの大規模修繕工事で、ほぼ必ず必要になる工事のひとつが足場工事です。
足場を組んでいなければマンションの隅々まで作業をすることが難しくなります。また足場を組んでいない現場では作業効率も大幅に変わってしまうため、足場は大規模修繕工事において重要です。
では、そんな足場の職人になるためにはどうすればよいのでしょうか?
今回は足場職人についてご紹介します。
足場工事とは?
「足場は必ず組まなければならないの?」という質問を受けることがよくあります。基本的には足場を組むことは必須と言えるでしょう。その理由は大きく3つあります。
工事の安全性 | 足場を組むことで作業員のスタッフの安全を確保することができます。 |
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作業の効率化 | 足場を組むことで、外壁などの工事や塗装など効率よく作業をすることができます。 |
近隣の方への配慮 | 足場を組んだ箇所に飛散防止ネットを設置することができるため、近隣の方に塗料などが飛びちってしまうことを防ぐことができます。 |
足場工事における職人の安全性
足場は高所で作業するので、もし落下した場合は大怪我につながります。そのため、作業員が足場から落下しないよう、また建材や工具などが落下しないように幅木(足場下部から墜転落を防ぐ落下防止用の板)やメッシュシート、層間ネットの設置が義務つけられています。
今では足場職人の安全性は非常に高くなっていると言えるでしょう。
足場工事の職人になるためには
資格は必須ではない
足場職人として就職するために必ず資格がいるというわけではありません。鳶職や足場工事をやってみたい、チャレンジしたいという気持ちがあれば挑戦できる企業はあるでしょう。ただし体力仕事になるため、体を動かす仕事というのは理解しておかなければなりません。
また高所での作業も多いため、なれるまでは体力と精神面にしんどいこともあるようですが、仕事をこなしていくことでそういった作業も慣れてくるようです。
持っていると有利な資格
資格は必須ではありませんが、持っているとキャリアアップに繋がったり独立した際に有利になることがあります。足場職人としてもっておくと有利な資格は下記の通りです。
- 中型自動車免許取得
- 玉掛け、フォークリフトなどの技能講習
- 職長、安全衛生責任者 など
自身のスキルアップに繋がるだけでなく、職人としても貴重な人材となることでしょう。