知っておきたい2018年のマンション市場動向
マンションの購入を考えているのなら、市場の動向は有力な検討材料のひとつになります。
2018年現在、マンション市場の動向はどのようになっているのでしょうか?
2017年の動向も振り返りながら、ポイントを見ていきましょう。
1.2017年のマンション市場
2017年の動向は?
2017年、新築マンションの供給戸数は増加しており、2016年と比べると価格はプラスになっているようです。ですが、低金利ではあるものの契約件数に関しては伸び悩んでいるのが現状です。
大手銀行の新規住宅ローンから撤退
2017年は三菱UFJ信託銀行が住宅ローンからの全面撤退を、みずほ銀行も一部地域からの徹底を発表しました。撤退の理由はさまざまあるとされていますが、住宅ローンがあまりの低金利で銀行側が全く儲からなくなってしまったからというのが一番の要因とされています。
大手銀行の住宅ローンからの撤退が相次ぎましたが、地方銀行から借り入れは可能です。しかし現状は低金利な上にリスクがあると認識されつつあるので、住宅ローンの融資や審査は今後厳しくなることが予想されます。
2. 2018年のマンション市場の現状
増税による駆け込み需要は期待できる?
共有戸数は増加しており、低金利という状況でかつ消費税増税が検討されている中、2018年は駆け込みでのマンション購入を検討される方が増えると言われています。今後消費税が引き上げられるということで、今を住宅の買い時だと考えている一般消費者は多いようです。
投資組の動きが鈍化している
マンションを購入される方々は大きく3つに分類されます。富裕層、投資家そして一般層です。
富裕層と一般層のマンション購入は多く見受けられましたが、利回りが悪いという理由で投資家の方々は鈍化しているようです。マンション市場は来年以降大きく変動がある可能性がありそうですが、2018年に関しては、価格や購買意欲に関してはまだまだ衰えないという見方が多いようです。
物件や地域によってももちろん変わってきますがしっかりと市場の動きをよくよみマンション購入をご検討されてみてはいかがでしょうか。