穴があいた!?マンションの壁を修理するときの費用は【大規模修繕】
皆さまには「マンションの壁に穴があいてしまった」という経験はありませんか?
どういうこと?と思われるかもしれませんが、実はマンション室内の壁は穴があきやすい素材が使われていることがあります。「壁に穴があく」というのは珍しいことではなく、ふとした拍子に起こりえることなのです。
ではもし穴があいてしまった場合、修理費用はいくらかかるのでしょうか?相場についてご紹介します。
1. マンションの壁の素材
石膏ボードとは
マンションの壁材として多く利用されるのが石膏ボードといわれる壁材になります。石膏ボードはとても優秀で、壁材として費用が安いだけではなく、断熱や遮音性が高いため、壁や床など多くの場所で使われます。
ですがその反面、粉状の石膏の塊であるために割れやすく、穴があきやすいというデメリットがあります。ですので壁に強くぶつかってしまったり、子供が物を投げたりする程度の衝撃でも穴があいてしまう場合があります。
便利ではありますが、少し注意が必要です。
石膏ボードの見分け方について
石膏ボードは壁などに利用されていますが、多くは石膏ボードの上から壁紙クロスが貼られているため、外見から判断するのは難しいです。
確実に知りたいということであれば、壁に画鋲や釘などを指してみて針先に石膏の粉が付着するかによって判断することが出来ます。もし気になるという方は一度確かめてみてください。
2. 空いた穴をそのまま放置すると大変なことに
石膏ボードに空いた穴を放置してしまうと、どんどん穴が広がってしまうかもしれません。石膏ボードはガラスと一緒で、1箇所に穴や亀裂が入ってしまうとその周辺が脆くなり穴が広がりやすくなってしまうのです。
もしお住まいが賃貸マンションの場合、穴があいている状態で退去しようとすると退去費用としてこの壁の修理代を請求されることになります。さらに穴が広がっていれば、修理費以上の退去費用を請求されることもあります。このようなことになる前に、空いてしまった穴は業者にしっかり直してもらいましょう。
3. だいたい修理にかかる費用はいくらくらいか
マンションの壁の修理は、一般的に2万~4万円ほどで対応してくれる業者が多いようです。ここから穴のサイズや修正箇所によって必要になる費用は変動し、穴が大きくなればなるほど高くなります。
修理にいくら必要か無料で診断をしてくれる業者も少なくないので、万が一のことがあった際はぜひお気軽に相談してみてください。