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2018.12.11|ブログ

よくある雨漏りの原因は?【大規模修繕】

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定期的な大規模修繕工事を行っているのにも関わらず漏水が起こってしまうことがあります。建物の修繕はしっかりと行っているはずなのに、なぜ漏水は起こってしまうのでしょうか。

今回はその原因をいくつかご紹介します。

 

1. よくある雨漏りの原因

屋根のひび割れから

よくある原因のひとつとして、近年話題のゲリラ豪雨や台風、地震などの自然災害により想定されていた耐用年数よりも早い段階で劣化が進み、屋根にヒビが入ってしまうというケースがあります。

このような場合、耐用年数から想定してあらかじめ決めていた予定よりも早く修繕工事を行う必要が出てきます。

ベランダのひび割れから

ベランダも屋根と同じく、雨や風などの外部環境にさらされている部分のひとつです。よって自然災害などの影響を受けやすく、自然とヒビが入ってしまうケースがあります。

また、ベランダは屋根と違い人が頻繁に出入りする場所でもあるので、重量で負荷がかかりヒビ割れしやすいとされています。そういったベランダのヒビ割れからでも、雨水は建物内部に侵入してきますのでこちらも要注意です。

シーリング箇所のひび割れから

建物の資材や壁などの隙間をシーリング材によって埋めるのをシーリング補修と言います。防水効果がある施工のひとつです。やはりこちらも外部環境にさらされているため、劣化したシーリングのひび割れから雨水が建物内部に侵入してくることがあります。

起こってしまった雨漏りをシーリング補修によって直す場合がありますが、これは修繕ではなくどちらかというと応急処置になります。シーリング材は1~2年で劣化してしまいますので、シーリングによって完璧に雨漏りが直ったことにするのは危険でしょう。

 

2. 意外な雨漏りの原因

外部環境にさらされている部分ではなく、建物内部の要因で漏水してしまうケースもあります。

このようなケースには、例えば水道管からの漏水建物内部の結露によっての雨漏りなどがあります。このようなケースはプロの業者であったとしてもすぐに見つけられないこともあります。

 

3. 雨漏りした時の対処法

上記のように、漏水にはプロでも発見が難しいケースがあります。そして放置してしまうと、建物内部の資材などの劣化を促進してしまい著しく建物の寿命を短くしてしまいます。

雨漏りがあった際は個人で判断したり対応したりせず、必ずプロの業者に一度相談するようにしましょう。また大規模な自然災害などがあった際も、目に見えない不具合が発生していないか点検だけでもしてもらうことで、未然に雨漏りを防ぐことにもつながります。

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