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2018.12.14|ブログ

大規模修繕の工期は?工事はどれくらい続くの?

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大規模修繕工事にかかる期間はだいたいどのくらいなのでしょうか?
これは工事を依頼するマンション側も、住人にとっても重要なことです。大規模修繕によって生活が変わるという人も中にはいるため、工事がどのくらい続くのかというのはしっかり押さえておきたいですよね。

今回はマンションの大規模修繕でのおおよその工期についてご紹介します。

 

1. 大規模修繕の工期とは

工期はマンションの規模や工事の内容・範囲によっても前後しますが、50戸以下のマンションで2~3ヶ月程度、それ以上の戸数になれば半年前後がだいたいの相場の期間と言えるでしょう。

また工事をする前の点検や見積もりなどから考えると、依頼をする側は1年~1年半前くらいから大規模修繕に向けて動くことになりますので、大変な工事になります。

 

2. 工期が長いデメリットとは

工事費が高くなる

工期が長くなると人件費などがそれだけかかることになり、トータルの工事費用が高くなります。また、工期が決まっていたのにも関わらず作業が予定通りに進まなかったことにより工期が長くなるケースもあります。

そのような場合も、業者によっては工事費を追加で徴収します。予定通りに工事が進んでいるかのチェックは定期的に業者ともやりとりをし、コミュニケーションをとることが必要になります。

 

住人とのトラブルになりやすい

工期が長くなると、住人にとっては大きなストレスになります。

工事中の主なストレスの原因としてよくあげられるのは騒音問題異臭問題プライバシー問題などです。「部屋のベランダに作業員が立ち入ることがあったり、外の足場を作業員が常に移動しているためカーテンを昼間も閉めっぱなし」「塗料の臭いがきつく窓を開けて換気できない」「工事の音がうるさくてTVや音楽が聞こえない、眠れない、子どもが起きてしまう」など、工期が長くなれば長くなるほど、このようなトラブルがクレームに繋がる可能性は高くなっていきます。

事前の告知や住人の方とのコミュニケーションをしっかりしていたとしても、やはり工事となるとこれらのトラブルはなかなか避けられない場合が多いです。

関連記事:大切なのはコミュニケ―ジョン!大規模修繕時の住人トラブル例と対処法

 

3. 工期が短すぎてもデメリットはある

では大規模修繕工事を業者に依頼する際、相見積もりで工期を短く提示してきた業者を選べば良いのか?というと、決してそうでもありません。

工期が短いことのデメリットは、作業が雑だったり手抜き工事をされる可能性が高いところにあります。また、業者が工期を短く想定しすぎて結局工期が伸びてしまうと上記のようなトラブルの原因にもなります。一概に工期が短ければいいわけではないのです。

 

大規模修繕の工期や依頼方法に関しては、当社でも無料で相談や診断を実施することができます。ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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